職業性胆管癌臨床・解析センター
センター開設について
2012年大阪の印刷事業場において、胆管癌が多発している事例が報告されました。厚生労働省では調査の結果、1,2-ジクロロプロパンやジクロロメタンなどによる長期間の高濃度曝露が原因と考え、2013年10月にこの胆管癌を「職業性胆管癌」として労災認定することとなりました。 また、長期間の高濃度曝露を受けた労働者に対し「健康管理手帳」が交付され、生涯にわたって労災として年2回の検診を受けることができるようになりました。
本院はこの検診事業の指定病院となり、2013年より検診業務を行ってきましたが、今回、職業性胆管癌の患者さんの診断、治療やその成績と検診結果の集積、解析を円滑に進めるため、「職業性胆管癌臨床・解析センター」を2015年2月1日付けで開設しました。
今後、健康管理手帳交付者の検診や職業性胆管癌の患者さんの治療に当たるとともに、その成績の集積や解析から、職業性胆管癌の診断方法、適切な治療法および病態の解明を目指していきたいと考えています。