医療情報部

医療情報部

基本情報

業務内容

当院は、診療科や中央部門の情報化、ネットワーク化を通じて、患者の診療情報を医師・看護師等の医療従事者が共有することにより、 大学病院の使命である、大規模急性期医療、先進医療の支援をしています。

情報システム担当は電子カルテ・看護支援を中心に病院内で各部門が管理する臨床検査・放射線・薬剤・給食・手術・材料・医事・看護部・リハビリ・病理・輸血等のシステムと有機的な連携をとっています。蓄積したデータは、高度医療の提供や臨床研究に利活用しています。日々の業務として、病院情報システムの改善、企画、運用管理、院内ネットワークのインフラ管理も行っています。

診療情報管理担当は、病院情報システム導入前の紙の診療記録を含む全ての診療記録を保管・管理しています。これらの診療記録が医療現場で利活用できるように定期的に監査等を実施し、質的な向上に寄与しています。また、患者等の求めに応じた開示業務や法律に定められたがん登録に関する業務を行っています。

特徴・特色

医事会計システム、オーダリングシステム導入と電子化を進め、平成19年5月に電子カルテを導入しました。併せて画像管理、処方、検査を含む多くの部門システムを含めた情報連携を強化し、バーコードを用いた患者確認による医療安全支援やチーム医療支援が行なえる病院情報システムを運用してきました。その後も継続して業務改善に取組み、患者サービスの向上や医療の提供をより安全に行うことを目的に令和3年5月に3回目の更新を予定しており、より一層の診療支援の充実を図っております。

地域医療の拠点として大学病院に対する期待に応え、これまで蓄積された診療情報を活かした質の高い円滑な診療を行うこと、更には診療情報をもとに病院の機能向上、医学研究推進に寄与できるように、医療情報技師や診療情報管理士による専門性も活かし、情報管理による診療支援を行っています。

       

スタッフ紹介

部長 日野 雅之
副部長 岡村 浩史
准教授 中前 美佳