心膜炎に対するコルヒチンの使用

⼼膜炎に対するコルヒチンの使⽤

実施内容 ⼼膜炎に対するコルヒチンの使⽤
対象患者 ⼼膜炎を発症した患者
承認日 2025 年 6 ⽉ 3 ⽇
実施期間 承認後から永続的に使⽤(もしくは保険承認されるまで)
目的・概要 本邦においては、⼼膜炎に対してコルヒチンを使⽤することは適応外使⽤となる状況です。
しかし、⼼膜炎に対してコルヒチンを使⽤することは、欧州⼼臓病学会が公表した「2015 年 ESC ⼼膜疾患の診断と管理に関するガイドライン」や、多数の論⽂報告があり、⼗分にエビデンスが蓄積された標準的な治療法です。
よって、当院では⼼膜炎に対してコルヒチンを使⽤する場合があります。
予想される不利益と対策 アナフィラキシー症状、悪⼼、腹痛などの消化器症状、肝障害、腎障害などがあります。これらの副作⽤が発現した際には投与を中⽌し、症状に応じた治療を⾏います。
問い合わせ先 大阪公立大学医学部附属病院 新規技術・医薬品審査部
TEL:06-6645-2121(代表)