ピオクタニン
実施内容 | 手術部位のマーキングや病変部位の染色等のためのピオクタニンの使用 |
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対象患者 | 当院で手術・治療・検査を受ける患者 |
承認日 | 2022年8月23日 |
実施期間 | 永続的に使用 |
目的・概要 | 手術部位のマーキングや病変部位の染色等のためにピオクタニンという色素を用いることがあります。ピオクタニンは国内では医薬品として市販されていないため、ピオクタニンブルーという試薬を原料にして当院の薬剤部が院内製剤として作成したものや、ピオクタニンを含有する市販のマーキング用のペンを使用します。 |
予想される不利益と対策 | ピオクタニンは海外の動物実験で、経口的摂取した場合に発がん性が示唆されたとの報告がありました。 しかし、医療現場では一時的に局所使用するだけであり、今まで発がんの報告はありませんが、現時点では安全性が確立していません。 そのため、使用による利益が不利益を上回ると判断する場合のみ、必要最小限の量を使用します。 |
問い合わせ先 | 大阪公立大学医学部附属病院 新規技術・医薬品審査部 TEL:06-6645-2121(代表) |