院内ニュース

2023年12月26日

大阪府立大阪ビジネスフロンティア高等学校が当院認知症疾患医療センターをインタビュー訪問されました。(2023年12月15日)

2023年12月15日、大阪府立大阪ビジネスフロンティア高等学校グローバルビジネス科の生徒さんが当院認知症疾患医療センターを訪問され、伊藤センター長、辻村看護副部長、認知症看護認定看護師の小林看護師がインタビューを受けました。


今回来院された生徒の皆さんは、課外活動の一環でビジネスコンテストに挑戦予定で、認知症の予防につながるビジネスのプラン作りに取り組んでおられます。アイデアをより具体的に、実現性のあるプランとするために課題を分析する作業をされている最中で、インタビューでは「認知症になりやすい人の特徴は、症状の傾向は?」「鑑別診断はどのように行われるのか?」「病気の発生や進行を抑えるためにはどのような行動が有効か?」など、認知症について積極的に質問されていました。生徒の皆さんの学習意欲の高さに、当院認知症疾患医療センター職員もとても良い刺激を貰うことができました。


当院は大阪市より地域型の認知症疾患医療センターとして指定されており、認知症の専門医療や専門医療相談の提供を始めとして、地域の関係機関との連携、医療従事者向けの研修の開催や、認知症に関する正しい知識を広めるために市民公開講座や認知症予防普及の啓発活動などを行っています。 コロナ禍の数年間は、感染拡大につながらないように市民向けの講演会などの啓発活動の実施を見送っていましたが、今後は今回のような学生さんの訪問対応や市民公開講座などを含めた啓発活動の再開、そして活発化をしていきたいと考えております。

大阪府立大阪ビジネスフロンティア高等学校が当院認知症疾患医療センターをインタビュー訪問されました。

大阪府立大阪ビジネスフロンティア高等学校の皆さん、ビジネスコンテストでの健闘を心よりお祈りしております!