研修担当者挨拶

研修担当者挨拶

研修管理委員会委員長 集中治療センター センター長 藤井 弘道


 特定行為を行う看護師(特定看護師)は、医師の包括的指示の下で一定の侵襲的医療行為を担うことができる高度実践看護師であり、患者アウトカムの向上および医療安全の推進に大きく寄与する重要な存在です。さらに、今後ますます需要が高まる在宅医療の充実や、医療機関における医師のタスクシフト/シェアを推進する上でも、不可欠な医療人材であると考えます。
 当院では平成29年より看護師特定行為研修を開始し、これまでに40名以上の特定看護師を養成してまいりました。今後も、特定行為の実践に必要な臨床推論力および高度な実践能力を備えた看護師の育成に継続して取り組み、質の高い医療の提供に貢献してまいります。

研修責任者看護部教育担当師長


 特定行為研修において医学教育を受けることで、医師による患者アセスメントを知り、より適切に患者の状態評価を行うことができます。その評価をもとに、看護師間で、更に患者の生活に即し思考を深めていくことができます。また、看護師は、もともと医療チーム内で連携を取る立場にあることが多いと思います。研修では、医師の思考や技能、責任なども学びます。医師の視点を知ることで、特定行為研修修了者(当院では特定看護師と称しています)は、医師と自らとの相違に繰り返し迫る経験をします。これにより、特定看護師は、チーム構成職種における目標と思考過程、アプローチ方法、価値観・文化を尊重し、チーム連携を円滑に進ませるための要になり得ると考えます。