スペシャリスト紹介

スペシャリスト紹介

当院では専門看護師、認定看護師の資格取得のサポートとして、休職制度、認定看護教育課程研修受講費の助成などの体制をとっています。
現在3分野5名の専門看護師、15分野28名の認定看護師が活動しています。

専門看護師とは

専門看護師(CNS:Certified Nurse Specialist)は、看護系大学院修士課程を専門看護師教育課程基準の所定の単位を取得した上で修了していることと、専門看護分野における3年以上の実務経験(このうち1年は修士課程修了後であること)、また通算5年以上の看護実務経験を持つ者で、専門看護師認定審査に合格した者に与えられる資格です。
複雑で解決困難な看護問題を持つ個人、家族及び集団に対して水準の高い看護ケアを効率よく提供するための、特定の専門看護分野の知識及び技術を深め、保健医療福祉の発展に貢献し併せて看護学の向上をはかることを役目としています。

  • 個人、家族及び集団に対して卓越した看護を実践する。(実践)
  • 看護職を含むケア提供者に対しコンサルテーションを行う。(相談)
  • 必要なケアが円滑に行われるために、保健医療福祉に携わる人々の間のコーディネーションを行う。(調整)
  • 個人、家族及び集団の権利を守るために、倫理的な問題や葛藤の解決をはかる。(倫理調整)
  • 看護職に対しケアを向上させるため教育的役割を果たす。(教育)
  • 専門知識及び技術の向上並びに開発をはかるために実践の場における研究活動を行う。(研究)
  • がん看護専門看護師(2名)

    鶴田 理恵
    古田 愛美

    がん診断の前段階から、がんとのつきあいは始まります。がん患者さまとご家族の方が、大学病院での治療と日常生活が両立できるよう医療チームで協働しています。
    当院にはがん患者様さまを支える緩和ケアチームや造血幹細胞移植サポートチーム等のサポートチームがあり、多職種と共にがんとともに体験する心身や生活上の問題を見極め、患者さま・ご家族にとっての最善を考えた看護を日々実践しています。
  • 急性重症患者看護専門看護師(2名)

    阿部 美佐子
    谷山 寶

    「周術期および生命の危機状態にある患者さまとご家族が、治療に伴う苦痛を最小限に、尊厳を尊重され、ご家族の支援を受けて治療を継続し回復できる」
    この目標を当院の看護師が実現できるよう活動しています。また、Rapid Response Teamに所属し、院内の患者さまの急変を未然に回避できるよう、身体観察を行い、関係する医療スタッフを調整し、病態アセスメント能力向上に向けた教育に努めています。
  • 精神看護専門看護師(1名)

    馬場 華奈己

    精神科リエゾンチームに所属し、身体的治療を受ける患者さまやそのご家族に対して、精神看護の専門性を発揮した看護を提供すると共に、医療スタッフのケア能力が向上するよう働きかけています。
    また、看護師が健康的に自分らしく働き続けられるよう、看護師のメンタルヘルスサポートを行っています。

認定看護師とは

認定看護師(CN:Certified Nurse)は、日本看護協会が定めた教育課程を修了し、特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を用いて水準の高い看護実践ができると認められた看護師であり、日本看護協会では、認定看護師の役割を次のように定めています。

  • 特定の看護分野において、個人、家族及び集団に対し、熟練した看護技術を用いて水準の高い看護を実践する。(実践)
  • 特定の看護分野において、看護実践を通して看護者に対し指導を行う。(指導)
  • 特定の看護分野において、看護者に対しコンサルテーションを行う。(相談)
  • 救急看護認定看護師 (2名)

    島本 千秋
    片岡 由美

    救急看護認定看護師は、生命の危機状況にある患者さまやそのご家族が抱えてておられる問題に迅速に対応するように心がけています。
    そして患者さまの急変に気づき、病態に応じた適切な対応ができる看護師育成に力を入れています。また災害看護にも取り組み、災害訓練の企画やマニュアル作成に取り組んでいます。
  • クリティカルケア認定看護師(3名)

    井上 佳世
    木下 浩子
    山城 珠希

    急変の可能性がある患者さまの相談を受け、患者さまの状態に合わせた看護を行い、悪化を防ぐことができるような活動をしています。
    また、急変の予兆に気づくアセスメント能力の向上や急変対応ができる看護師の育成を行っています。さらに、災害時に適応できる病院とするため、マニュアルの整備やスタッフへの周知を行っています。
  • 集中ケア認定看護師(2名)

    村上 美保
    木村 亜未

    私たち集中ケア認定看護師は「生命の危機状況にある患者さまの病態変化を予測した重篤化の予防」「重症患者の廃用症候群などの二次的合併症の予防および回復のための早期リハビリテーションの実施」の2点を目標に活動しております。
    院内では、RRTや呼吸ケアチームに所属し、患者さまの重篤化の回避やADL・QOLの維持・向上に努めています。
  • がん化学療法看護認定看護師(2名)

    中野 妙子
    岩見 明子

    がん化学療法を受ける患者さまが安全・安楽に治療を受けられるよう、治療当日の対応だけでなく、自宅でも安心して過ごしていただけるように支援をおこなっています。
    ご家族も含めたサポートを行い、化学療法を受けながら患者さまがその人らしく過ごせることを目標に活動しています。
  • 皮膚・排泄ケア認定看護師(3名)

    曽我 智美
    林 純代
    森田 真麻

    私たち皮膚・排泄ケア認定看護師は、人工肛門・人工膀胱を造設する患者さまの術前・術後・退院後のケア、褥瘡発生リスクの高い患者さまや褥瘡保有患者さまの褥瘡予防ケア・創傷ケア、フットケアなどの看護ケアを実践しています。
    外来から病棟まで継続的に、患者さまの抱く問題に対して、本人・ご家族、医師や他職種と共にチームで協働し、その人らしく生活できること、創傷が治癒することを目指して、日々看護ケアを提供しています。
  • 感染管理認定看護師(4名)

    藤田 明子
    岡田 恵代
    野々瀬 由佳
    藤井 昭人

    「世はまさに耐性菌時代」
    2050年には、薬剤耐性菌による死者ががんによる死者を超えてしまうと言われている中、耐性菌から患者さまを守るべく医師、看護師、薬剤師、検査技師と連携しながら活動しています。
    特定行為研修を修了し、感染対策と感染症診療の両輪をまわすことの重要性を再認識し、感染症診療における看護師の役割を日々模索しています。2023年から血培陽性例に対して病棟訪問し、病棟スタッフへOJTを始めました。
    耐性菌対策は、院内だけではなく、地域の病院、診療所、福祉施設など地域全体の底上げが必要です。大阪市唯一の大学病院として地域連携に力を入れており、外部施設のラウンドも積極的に行っています。
  • 緩和ケア認定看護師(2名)

    岩田 恵子
    池上 里美

    緩和ケアは、病気に伴う身体と心のつらさを和らげ、その人らしく生きていくことを支えるケアです。患者さんやご家族との対話を通じて考えや思いを理解することからその人らしく過ごすことを支援しています。
    私たち緩和ケア認定看護師は患者さまとご家族の思いに寄り添いQOL向上を目指しています。
  • がん放射線療法看護認定看護師(1名)

    山崎 仁美

    放射線療法を受ける患者さまの副作用及びその予防ケア、患者さま・ご家族の身体・心理・社会的な問題に対して多職種と協働し、安全に治療が完遂出来るよう支援しています。
    また、看護師の相談や研修などの開催を通してがん放射線療法看護の質向上を目標に活動しています。
  • 手術看護認定看護師(2名)

    足立 麻礼
    古谷 忍

    患者さまに最良の状態で手術を受けていただけるよう、医師や臨床工学技師、薬剤師等の多職種で連携を図り、患者さまの安全確保に努めています。
    看護実践は手術室だけはなく、術前・術後訪問という形で病棟の患者さまのもとを訪れ直接お話しを伺い、患者さまに寄り添いながら安全安心の手術が提供できるよう取り組んでいます。
  • 新生児集中ケア認定看護師(1名)

    岩崎 初美

    小さく生まれた新生児や疾患を持つ新生児への集中的なケアと発育・発達を促すケアを実践しています。
    また、誕生した我が子をご家族の一員として迎えることができるよう、円滑な親子関係の育成を支援します。新生児看護の質の向上が図れるようスタッフへの教育・指導にも注意を注いでいます。
  • 糖尿病看護認定看護師(1名)

    江尻 加奈子

    糖尿病を持つ患者さまが、自分らしく健やかな生活が続けられるよう、患者さまやサポート者とともに考え、セルフケア確立に向け支援しています。フットケア、透析予防、インスリンポンプ・CGMなどの専門外来でチーム医療にも関わっています。
  • 心不全看護認定看護師(1名)

    阪口 綾香

    心不全は息切れやむくみなど、様々の症状が出現します。心不全の進行や急激な悪化を来さないようにするためには、患者さま自身の病気の管理がとても重要です。患者さまの状態に応じて、症状マネジメントや生活調整を行い、その人らしい生活が送れるよう支援しています。
    また、病院、地域が連携して継続した支援ができる体制づくりにも取り組んでいます。循環器看護の質向上を目指し、院内看護師の教育、研修活動にも力を注いでいます。
  • 摂食嚥下障害看護認定看護師(2名)

    大窪 恵子
    井岡 美和

    摂食嚥下とは「食べる」ことで、生命の営み、楽しみや明日への活力になります。しかし、加齢や脳卒中、神経筋疾患、口腔咽頭の疾患などが要因で、「食べる」ことに障害を来すことがあります。
    低栄養・廃用等による二次的摂食嚥下障害の予防、口腔ケアや誤嚥性肺炎、不慮の窒息、脱水等のリスクマネジメント、最後まで口から食べ続ける支援をリハビリテーション科をはじめ、多職種と協働したチーム医療に取り組んでいます。
  • 認知症看護認定看護師(1名)

    増田 奈美

    高齢者は身体的不調や治療、入院による環境の変化により、せん妄など認知症に似た症状を起しやすくなります。そのような方や、認知症の方の苦痛が、看護の力により緩和され、入院生活を安楽に過ごせることを目指しています。
    また、ケアを通じて患者さまやご家族だけでなく、看護師の笑顔が増えるように支援していきたいと思っています。
  • 乳がん看護認定看護師(1名)

    米原 佐紀子

    乳がんは女性の臓器別がん罹患率第1位で、社会的に多様な役割を担う壮年期の女性の罹患率が高く、患者さまやご家族の心理的負担は大きいといえます。
    また乳がん治療の選択肢が多様化し、治療期間が長期化していることが特徴です。さらには治療に伴うボディイメージの変容、妊孕性への影響や遺伝性乳がんなど患者さまを取り巻く問題は様々です。そのため治療選択に悩み、再発への不安を抱えながら生活を送ることとなります。
    患者さまが安心して日常生活と治療を両立できるよう、身体的、心理的、社会的サポートや意思決定支援に取り組んでいます。

それぞれの認定看護師が院内看護師向けに不定期でニュースレターを発行しています。

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