助産師のキャリアローテーション
助産師のキャリアローテーションについて
大阪公立大学医学部附属病院看護部では、高度急性期医療を担う施設の助産師として、キャリアローテーションを推進しています。当院は大阪府下におけるOGCS(Obstetric and Gynecological Care System:産婦人科診療相互援助システム)の一環を担っており、日々ハイリスク状態にある妊産褥婦を受け入れています。ハイリスク妊産褥婦を受け入れるためには、助産師としての専門的知識や技術はもちろんのこと、合併症や不測の事態に速やかにかつ確実に対応できる能力が必要不可欠です。 それには専門領域のみならず、関連する診療科での経験を通し、助産師としてのキャリアを積み重ねることが重要であると考えます。
新卒として入職後はまず産科病棟で助産師としての基本的実践能力である妊産褥婦のケア等を身に付け、その後、キャリアローテーションで他診療科へ異動、そこで一定期間経験を積み、産科病棟に戻るというものです。
多くの診療科を有し、大学病院として恵まれた教育環境の中で、あなたも助産師としてのキャリアを確実なものにしてみませんか。