内科系専攻医の声 2022年度

内科系専攻医の声 2022年度

2023年2月

専 攻 呼吸器
内科専門研修での感想

大阪公大プログラムでは、呼吸器内科専門医が多数所属する病院で呼吸器内科診療について学びたいです。
糖尿病・内分泌内科を他科ローテートしました。J-OSLERで必要な症例経験はもちろんのこと、内分泌内科が実際に行っている血糖や合併症の管理を経験することができました。 1年目の連携施設では、救急当直や市中病院でよくみる誤嚥性肺炎やCOVID19などの疾患をより実践的に経験することができました。
今までの研修を振り返って、どの症例も今後の診療につながる貴重な経験となっています。

後輩たちへのメッセージ

専攻医でみる症例はすべて良い経験となります。
頑張ってください。

専 攻 代内腎
内科専門研修での感想

志望科の腎臓内科において、多彩な腎疾患の症例や生検症例を扱っており、また糖尿病・内分泌についても専門的に学ぶことができ、内科医として総合的に成長できると感じたため、入局しました。
他科ローテートでは、自科だけでは学べない症例を学ぶことができました。自科の症例についても、他科の視点から見ることで新たな発見があると感じました。
今までの研修を振り返って、症例をたくさん経験することができています。また、専攻医が多数在籍しているため、協力しながら研修できています。

後輩たちへのメッセージ

経験症例には困ることはなく、また周囲のバックアップ体制も整っているため安心して入局してもらえると思います。

専 攻 消化器
内科専門研修での感想

母校であり、他科にも知り合いの同期や先輩がたくさんいるため、何か困ったときにすぐに相談出来る環境だと思ったため、入局しました。
大阪公大プログラムでは、専門の消化器内科だけではなく、内科医として必要なその他の一般的な症例を幅広く経験したいと思っています。
他科ローテートでは、内科の診療科が少ない病院で初期研修をしていたため、基本的な診察や疾患についてとても丁寧に指導していただきました。またJ-OSLERで経験が必要な症例についても、臨機応変に対応していただき、幅広い症例を経験することができました。
消化器内科では基本的な内視鏡手技から病棟管理、学会発表など上級医の先生が親身になって指導していただき、大変有意義な研修を送る事ができています。

後輩たちへのメッセージ

大学では専門の科だけではなく、可能な限り他科ローテを通して様々な科の疾患を経験しておくことをおすすめします。

2023年1月

専 攻 代内腎
内科専門研修での感想

興味のある幅広い内科疾患を経験できるため、入局しました。
内科疾患や救急疾患の管理など本プログラムで学べることをしっかり頑張りたいと思っています。
脳神経内科でのローテートでは、脳卒中やけいれんなど自科では経験できない分野の症例について、専門性の高い治療法を勉強することができ、とても良い経験となりました。

後輩たちへのメッセージ

やりたいことや進む科についてなどたくさん悩むことがあると思いますが応援しております。

専 攻 肝胆膵
内科専門研修での感想

2年間の初期臨床研修で、自分に合っていると感じたため、入局を決めました。
肝胆膵・消化器内科に関する知識・技術、及び内科全般に関する内容を学びたいと考えています。
他科ローテートでは、希望する疾患を割り当てて頂き、とても丁寧にご指導いただき、有意義な研修ができました。

後輩たちへのメッセージ

3年目で求められることも多くなり、少しずつできる事を増やしていけてきたと思います。

専 攻 血 液
内科専門研修での感想

研修医の時に血液内科をローテ―トした際、骨髄検査やCV挿入術といった手技を実際に経験させていただきました。また、担当医としてチームの一員として治療方針などを主治医の先生と経験でき、非常に楽しく、充実した研修医生活を送ることができたため、入局したいと思いました。
大阪公大プログラムでは、内科疾患が自信をもってできるようになりたいです。
他科ローテートでは、第二内科と脳神経内科を研修させていただきました。第二内科では血糖コントロール、脳神経内科では移植後GVHDにて重症筋無力症を発症された方を担当でき、今後の経験になりました。
今までの研修を振り返って、専門医の先生方のご指導を仰ぎながら、血液内科では造血幹細胞移植等を経験することができました。恵まれた環境の中で専攻医1年目を有意義に過ごせています。

後輩たちへのメッセージ

専攻医1年目を研修医時代から研修している大学病院で始められ、多くの先生方にご指導を仰ぎながら頑張っています。

2022年12月

専 攻 循環器
内科専門研修での感想

私にとっては出身大学であり、学生の頃にご講義いただいた先生方が多くいらっしゃるので、安心して働ける環境と感じたため、入局を決めました。
内科全般の基本的な知識、思考、手技と、私の専攻である循環器内科領域に関しては最先端の医療に関して学びたいと思います。
私は脳神経内科をローテートさせていただきました。初期研修医の際に脳神経内科をローテーションしたことがなかったのですが、基礎から丁寧に幅広い症例でご教授いただき大変勉強になりました。
自分でアセスメントした内容を上級医とその都度ご相談させていただける環境が整っており、実感を持って臨床を経験させていただきました。また学会発表の機会もいただき大変勉強になりました。

後輩たちへのメッセージ

内科専攻医となる学年は、覚えることも多く何かと大変ですが、一緒に頑張っていきましょう。

専 攻 代内腎
内科専門研修での感想

内科全般、特に糖尿病について勉強し、内科専門医・糖尿病内分泌内科専門医の取得を目指すため、入局を決めました。
血液疾患を始め、内科管理ができるようになりたいと考えています。
研修医の時にローテート出来なかった呼吸器内科に二か月間ローテートさせていただきました。内科医として必要である胸腔穿刺や胸腔ドレーンなどの手技も学ばせて頂き、有意義なローテートでした。

後輩たちへのメッセージ

同期や上級医が多く、充実した研修ができます。

専 攻 消化器
内科専門研修での感想

大阪市立大学の地域医療枠だったこともあり、母校に貢献したいとの考えがあり、消化器内科学に入局しました。
市中病院では経験できない大学病院ならではの専門性の高い症例をたくさん経験したいと思っています。
他科ローテートでは、同じ疾患でも科ごとの視点や考え方があることを経験でき、大変勉強になりました。
珍しく貴重な経験ができ、大変嬉しく思っています。先生方の指導がとても丁寧で勉強になっており、充実した研修生活を送れています。

後輩たちへのメッセージ

貴重な経験ができるので、食わず嫌いをせずにぜひ大学で働いてみてください。

2022年10月

専 攻 循環器
氏 名 杉山 貴俊
内科専門研修での感想

循環器の分野を優しく丁寧に教えてもらえる環境であり、大学病院は幅広い分野に精通できるため、入局を決めました。
内科専門医、循環器専門医を取得するために必要なことを全て身につけたいと考えています。
他科ローテートでは、様々なことを教えて頂き、チームの一員として働けてありがたいです。第二内科では、幅広い症例を経験させていただきました。「心エコーして」と頼っていただくこともありました。現在ローテーションしている呼吸器内科では、1件1件の症例を深く診ています。
毎日、様々なことを勉強させてもらっています。

後輩たちへのメッセージ

ぜひ入局を。

専 攻 血 液
内科専門研修での感想

学生の実習の際に、血液疾患の診療に興味を持ちました。穏やかな科内の雰囲気にも惹かれ、入局を決めました。
血液疾患を始め、内科管理ができるようになりたいと考えています。
第二内科と脳神経内科を他科ローテートしました。
第二内科では、糖尿病から腎不全の管理まで含めて、内科の管理について勉強になりました。脳神経内科では、神経診察を始め、血液検査など丁寧に指導して頂きました。その科のルールにも触れることができ、コンサルトするときの参考にもなりました。どちらの診療科も丁寧にご指導いただき、症例も幅広く担当することができました。
指導医の先生方に指導医していただきながら、主治医としてやりがいを持って充実した研修ができています。

後輩たちへのメッセージ

血液内科では、一般的な化学療法から移植治療に至るまで幅広く経験することができます。常に上級医に相談できる環境ですので、安心して診療に望めます。

専 攻 脳神経
内科専門研修での感想

研修医1年目で脳神経内科をローテートした際に神経診察、検査により臨床推論を行うことに面白さを感じ、興味を持ちました。また、医局の雰囲気も良く、学びやすい環境だと感じたため、入局を決めました。特に脳神経内科では、大学病院は幅広い疾患を学ぶのに適していると思います。そのため大学病院でできるだけ多くの疾患を経験し、一人で診療し方針を立てる力を身につけたいと思います。
他科ローテートでは、疾患や手技が異なるため、新鮮な気持ちで研修できました。3年目以降にローテートすると、研修医のときとは違う視点で見ることができ、大変勉強になりました。
脳神経内科は、学年間の垣根が低く、またチーム制で診療を行うため、上級医に相談しやすい環境です。充実した研修生活を送ることができています。

後輩たちへのメッセージ

3年目以降専門に集中できるよう、他科での症例集めはできるだけ研修医のうちに終わらせておくことをおススメします。

2022年7月

専 攻 呼吸器
内科専門研修での感想

関連病院が多く、将来の進路を考える上でも良かったため、入局を決めました。
呼吸器内科としての基本を身につけ、一人で多くのことができるようになりたいと考えています。
他科ローテーションでは、普段は学べないような専門的なことを学ぶことができ、大変勉強になりました。
連携施設では、市中病院での視点から学ぶことができて良い経験になりました。
今までの研修を通して、多くのことを学ばせていただき、とても有意義な研修でした。

後輩たちへのメッセージ

若いうちの積極的に多くのことを見て学んで経験しておくのがいいと思います。

専 攻 消化器
氏 名 髙木 克規
内科専門研修での感想

内視鏡治療に関心があり、入局することで様々な関連病院で働くことができると思ったため、専攻しました。
専門の消化器内科だけでなく、糖尿病や腎不全など罹患している方が多い病気の対応についても学びたいと思っています。
他科ローテーションでは、他科の専攻医であっても丁寧に指導していただき、またJ-OSLERの症例に配慮して担当を割り振ってもらえて充実しています。
内視鏡の技術や疾患の理解が足りていない状況が多くありますが、周りの指導医の先生方が知識豊富で優しいためアドバイスや指導を受けやすいです。

後輩たちへのメッセージ

病院内に同期の内科専攻医が多くいるため、仕事量が多い時でも色々な情報を共有することができ切磋琢磨できる環境にあると思います。

研修風景など
専 攻 血 液
内科専門研修での感想

血液内科志望で造血幹細胞移植例が豊富な当科に入局しました。実家に近いことも良かった点です。
血液内科で1年間研修を行います。造血幹細胞移植や幅広い血液疾患についてじっくり学んでいきたいと思っています。
忙しい毎日を過ごしていますが、指導医や上級医には優しく丁寧にご指導いただいております。

後輩たちへのメッセージ

3年目で診療上さまざまな責任も伴うことになりますが、わからないことがあれば周囲に聞くのが重要です。

2022年6月

専 攻 呼吸器
内科専門研修での感想

出身大学の呼吸器内科で研鑽を積むため、入局を決めました。
呼吸器内科全般を学びたいと考えています。
連携施設では、施設柄ですが、高齢者医療、精神科医療について考える良い機会となりました。

後輩たちへのメッセージ

ほどよく学べる環境だと思います。

専 攻 代内腎
内科専門研修での感想

もともと学部時代からホルモンのフィードバック機構に興味があり、内分泌分野を専攻しました。出身大学で医局の雰囲気を事前に知っていたこともあり、研修医時代にローテートとした際、上級医の先生方が熱心に指導してくださったのも一つの決め手でした。また、当初から糖尿病・内分泌・腎臓の3科を並行して学ぶことができることも魅力の一つだと感じています。
大都市の大学病院という特性上、他ではなかなか集まらない希少な内分泌疾患が多く集まるメリットがあり、そういった環境で専門研修を行いたいと考えております。
症例を集める上で不足している分野に配慮して優先的に担当医として診療にあたることができるので大変満足しています。
初期研修と異なり、後期研修では自身が主治医であるので業務は比較的多く、責任も伴いますが、上級医や指導医の先生方のサポートも手厚く、実りのある研修生活を送れていると感じています。

後輩たちへのメッセージ

専門医を取得するうえでハードルは年々上がっていますが、大学病院であり症例は比較的集めやすいと思います。
我々と大阪公立大学医学部附属病院でともに内科学を学びましょう。

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