内科系専攻医の声 2021年度

内科系専攻医の声 2021年度

2022年2月

専 攻 呼吸器
内科専門研修での感想

腫瘍学(肺癌)に興味があり、入局を決めました。
市大プログラムでは、内科疾患への対応力を身につけたいと考えています。
他科ローテートでは、様々な症例を割り当てていただき、非常に勉強になりました。研修医と一緒に研修する機会もあったため、とてもリフレッシュできました。

後輩たちへのメッセージ

専門性を高めることも必要だが、他科を回ることで医学に対する知見・考察力が深まって重要と思います。

専 攻 消化器
内科専門研修での感想

新内科専門医取得をはじめ、大学病院の方がカリキュラムが定まっていると考えられたため消化器内科に入局しました。
市大プログラムでは、Common diseaseから専門的な検査・治療まで幅広く学びたいと思っています。
他科ローテートでは、初期研修の病院で選択出来なかった科をローテート出来て、他科の症例を集めながら勉強できています。

後輩たちへのメッセージ

J-OSLERは厳しいシステムなので、内科を考えている方は研修医の頃から症例の確認が大事です。

専 攻 消化器
内科専門研修での感想

内視鏡の処置に興味を持ったため、消化器内科に入局しました。
市大プログラムでは、専門的な検査・治療を学びたいと考えています。
他科ローテートでは、内科疾患を全般的に診ることができました。
今までの研修を振り返って、様々な疾患を診ることができ満足しています。

後輩たちへのメッセージ

大学に勤務中になるべく疾患を集めることをオススメします。

2022年1月

専 攻 代内腎
内科専門研修での感想

初期研修時代に第二内科を3ヵ月間研修した際に、内科学の中でも特に興味を持っていた代謝内分泌、腎臓それぞれの専門領域を持った先生方の下で、多彩な疾患について経験を積むことができること、屋根瓦式の教育体制が整っていることが入局を決めたきっかけでした。
入局後、約8ヵ月が経過しましたが、患者さんは疾患そのものだけではなく、時としていわれのない差別や社会的不利益をも背負う状況があることも学びました。そういった患者さんの苦しみにどのように向き合うかについても日々悩みながら診療をしていきたいと考えております。
私自身知識も経験も未熟なこともあり、上級医の方々には大変ご迷惑をおかけしておりますが、大変熱心なご指導をしていただき,日々成長を感じております。先生方に少しでも近づけるよう日々精進したいと思います。

後輩たちへのメッセージ

症例ごとに丁寧なフィードバックを指導医の先生から頂けるのでとても勉強になります。興味を持たれた方は是非一度見学に来てください。

専 攻 肝胆膵
内科専門研修での感想

肝臓、消化器分野の疾患に興味があり、癌についても診療に携わりたいため、肝細胞癌をはじめ悪性疾患症例を多く経験できる肝胆膵内科に入局しました。
市大プログラムでは、コモンな疾患は一人でみれるようになるのが目標です。
他科ローテートでは、大学病院なので悪性疾患や難病(神経内科)の入院症例が多い印象でした。

後輩たちへのメッセージ

日常業務に加えJ-OSLERに取り組むのはかなりハードです。週/月単位の目標をたて日ごろからこつこつこなしていけるのが理想かと思います。

専 攻 脳神経
内科専門研修での感想

脳神経系の疾患は治療の発展が著しく、興味をもったことがきっかけです。医局の雰囲気も良かったので入局を決めました。
市大プログラムでは、脳神経内科疾患はもちろんですが、内科医として必要な基礎知識や技術、全身管理を身につけたいです。
代謝内分泌・腎臓内科をローテートさせていただきました。若手の先生や指導医の先生とプレゼンテーション・ディスカッションする機会が多くあり、診断や治療についての理解が深まりました。
今までの研修を振り返って、指導医や上級医に質問しやすい環境であり、相談しながら治療方針を決めることができ、とても有意義な研修ができています。

後輩たちへのメッセージ

J-OSLERは思ったよりも時間がかかります。
内科志望であれば研修医のうちから症例を集めておくことをオススメします。

2021年12月

専 攻 代内腎
内科専門研修での感想

内科学という人体システムの根幹を学び、かつそれを患者さんや人々に還元する術を学ぶにあたって、良い場所、環境であると考えたため、入局しました。
市大プログラムでは、専攻分野をきちんと深めつつ、内科学全般の習得に努めたいです。
他科ローテートでは、他科における専門知識や診療体系を学ぶことができるのはもちろんのこと、ある種「違う職場」を経験することが新鮮だったと思います。
今までの研修を振り返って、予想通り多忙で、気づけばいつの間にか月日が経過していたというのが正直な感想ですが、その分学ぶことも多いと感じています。

後輩たちへのメッセージ

J-OSLERのこともあり、内科専攻医はかなり厳しいのが現状です。それに見合うだけの魅力はあると思いますが、人生との兼ね合いをよく吟味する必要はあります。

専 攻 消化器
内科専門研修での感想

消化器内科では救急的な疾患から慢性疾患まで幅広く診療に携わることができ、また内科的な診療に加え、内視鏡という手技があるのが魅力的であると思ったため入局しました。
大学でしか経験できないような高度な技術の内視鏡処置を、あと残りの3か月で勉強したいと思っています。
他科ローテートではJ-OSLERに登録が必要な典型的な症例から、貴重な症例まで幅広く経験できました。
今までの研修を振り返って、診察や一般的な検査などの初期対応や、内視鏡的な検査や治療など、幅広く経験できており、有意義に勉強できています。

後輩たちへのメッセージ

研修医の期間に症例を集めておくのが得策です。

専 攻 血 液
内科専門研修での感想

研修医としてローテートした際、雰囲気がよく、丁寧にご指導いただけたこともあり、より血液疾患を学びたい思い入局しました。
市大プログラムでは、血液疾患をはじめ、広く内科疾患全般を学びたいと思います。
他科ローテートでは、同じ腫瘍疾患であっても、血液と固形癌の考え方の違いを経験できて良かったです。
今までの研修を振り返って、指導医の先生方初め、みなさま分からない事があれば親切に教えていただき、大変勉強になっています。

後輩たちへのメッセージ

大学病院ならではの希少疾患や病態を学ぶことができますし、指導体制も充実しており、充実した研修が過ごせると思います。

2021年10月

専 攻 呼吸器
内科専門研修での感想

大阪府内の連携病院とのつながりが強く、また医局の雰囲気の良いと思ったので、入局しました。
市大プログラムでは、内科のどの分野でも必要となる幅広い知識を身に付けたいと思います。
他科ローテートでは、症例の割当や無理のない勤務体制など、様々な配慮をしていただき充実した研修ができました。
市中病院でよく出会うコモンディジーズを診療してみて、専門分野だけでなく、幅広い内科全般の知識が必要だと感じました。
今までの研修を振り返って、コロナに症例を取られた部分も多いですが、全体として充実しています。

後輩たちへのメッセージ

内科専門医取得のための条件がややこしくなってきていますが、大阪市立大学の内科全体で後押ししてもらえると思います。

専 攻 代内腎
内科専門研修での感想

研修医の頃にローテートした際に先生方からの丁寧な御指導を賜りより一層興味が沸いたため入局しました。
市大プログラムでは、内科全般的な知識、急変時の初期対応などを学びたいと思っています。
他科ローテートでは、腫瘍・感染症・間質性肺炎・アレルギー疾患など、幅広い症例を当てていただき大変勉強になりました。また、第二内科ではあまり経験することのない腫瘍にふれることができ視野が広がりました。
今までの研修を振り返って、自身の未熟さを痛感しつつも有意義な研修を送れています。

後輩たちへのメッセージ

J-OLSERの症例集めなどは計画的に行うのが良いと思われます。

専 攻 消化器
内科専門研修での感想

大阪市立大学の卒業生であり、お世話になった馴染みのある本校に少しでも貢献したいと思い入局しました。
市大プログラムでは、消化器内科を研修するのはもちろん、大病院ならではの他科連携を通して様々な疾患に携わることでジェネラルな対応を学びたいです。
他科ローテートでは、他科専攻医に対しても親切で勉強の機会が大いにありました。
今までの研修を振り返って、コロナ渦のため制限された医療ではありますが、日々楽しく研修させていただいています。市中病院では経験できない症例が多く、毎度新鮮な気持ちで日々精進しております。

後輩たちへのメッセージ

一度は大学病院などの大病院での研修を勧めます。

2021年7月

専 攻 呼吸器
内科専門研修での感想

アレルギー性疾患から感染症、がんと診療範囲が幅広く様々な疾患を扱う科であるため、入局しました。
市大プログラムでは、専門分野だけではなく総合内科医としての知識や技術を身に付けたいと思います。
他科ローテートでは、他科の雰囲気を感じることができ、また神経診察や腰椎穿刺などを改めて学ぶことができ、貴重な経験となりました。連携施設では、common diseasesをまんべんなく学ぶことができました。
今までの研修を振り返って、大学病院と市中病院のそれぞれで研修を行うことで、幅広い症例を経験することができました。

後輩たちへのメッセージ

日常診療と並行して症例登録を進めていくことは大変ですが、頑張ってほしいと思います。

専 攻 循環器
氏 名 中辻 孝太
内科専門研修での感想

市大卒で和歌山出身のため、将来は大阪市内~阪南方面での勤務希望があったため、入局しました。
市大プログラムでは、大学病院のメリットを活かし、各分野の先端医療に若手のうちから触れておきたいと思っています。
他科ローテートでは、専門医以外の立場で知っておけば良い知識・手技が何かを丁寧に教えてもらえ、とても充実していました。
今までの研修を振り返って、満遍なく手技や勉強会の機会があり満足しています。

後輩たちへのメッセージ

同じ大学でもそれぞれの医局で特徴があると思うのでしっかりリサーチしてください。

研修風景など
専 攻 循環器
氏 名 馬場 健司
内科専門研修での感想

母校であることと、初期研修施設が市大の関連病院であり、入局を勧められたため、入局しました。
市大プログラムでは、内科医として基礎的な知識、技術を身につけたいと思っています。
今までの研修を振り返って、市中病院では経験できない特殊な疾患を経験でき、大変貴重に感じています。

後輩たちへのメッセージ

大学での研修は視野を広げる貴重な経験となるはずです。

研修風景など

2021年6月

専 攻 肝胆膵
内科専門研修での感想

肝胆膵領域についてより専門的な診療能力を身につけたいと思い、入局しました。
市大プログラムでは、肝胆膵領域、特に肝に関する専門的な診療について学びたいと考えています。
今までの研修を振り返って、丁寧にご指導いただき大変満足しております。

後輩たちへのメッセージ

働きやすい職場ですよ

専 攻 循環器
内科専門研修での感想

指導体制がしっかりしていて多様な症例を経験できると思い、入局しました。
市大プログラムでは、多様な症例への適切な対応力を身につけたいです。
今までの研修を振り返って、疾患や治療方針について一緒に考え、わからないことに対しては次に活かせるような知識を指導してくださり、大変勉強になりました。

後輩たちへのメッセージ

指導体制がしっかりしているので、わからないことを解決しながら成長することができると思います。

専 攻 消化器
内科専門研修での感想

内視鏡という形で主体的に治療に携わることができる点に魅力を感じ、消化器内科に決めました。また初期研修時に、大学病院でも市中病院でも市大医局の先生方が熱心に治療に取り組んでおられる姿を見て当医局に入局しました。
市大プログラムでは、まず消化器内科の一般的な手技を身につけ、治療の実際を学びたく考えています。
肝胆膵内科をローテートしました。様々な疾患やその治療を偏りなく学ぶことができ、エコーも以前よりは上達しましたので、今後も引き続き精進します。肝胆膵内科の先生方、親切にご指導いただき有難うございました。
今までの研修を振り返って、大学病院ならではの大変教育的で丁寧な指導に日々感謝しています。手技や治療も最新のガイドラインやエビデンスに基づいたものが行われており、内科医として駆け出すのに最適の環境を与えていただいていると感じています。

後輩たちへのメッセージ

魅力的に思った科にすすむと良いと思います。
市中病院での研修にも良さがあると思いますが、大学での研修には上記の良さがあり、私は大学での後期研修をお勧めしたいです。

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