レジデントだより
第45回近畿学術大会でレジデント(6期生)2名が、ポスター発表を行いました。
6期生の感想
私がレジデントを志望した理由は、学ぶ機会がたくさんあり、1年目から様々な経験をすることができると思ったからです。実際、1年目からセントラル業務だけでなくDI室や製剤、サテライト薬局での業務を経験でき、たくさんの薬剤師の先生と関わり、学ぶことができました。加えて、週一回それぞれの疾患や分野に詳しい薬剤師の先生方から講義をしていただくことで、病院薬剤師として業務を行う上で必要な考え方を身につけることができました。さらに、大学病院で臨床研究をされている先生の下で研究活動ができたことも、とても貴重な経験だと思います。
これらの経験をもとに、病院薬剤師として成長していけるようこれからも頑張りたいと思います。
当院のレジデントでは、いくつかのテーマの中から自分の興味のあるテーマを選んで研究発表を行うことができます。
発表準備は入職して数ヶ月後から始まるため、早い時期からたくさんの文献や論文を読む機会があり、とても貴重な経験をすることができました。
また毎週一度の講義があったり、調剤以外にも化学療法センターやDI室、サテライト、製剤室の業務なども経験することができ、病院薬剤師としての業務を幅広くを学ぶことができました。
近畿薬剤師合同学術大会2023でレジデント(5期生)2名が、糖尿病領域、感染領域のポスター発表を行いました。
5期生の感想
当院のレジデントの大きな特徴は初めにDI室に配属されることです。
DI室では、医師・看護師・薬剤師からの相談応需に対応することで医療・医薬品情報の適切な収集方法を学ぶことができます。入職して最初に相談応需の対応はハードルが高いと思われるかもしれませんが、上の先生方の丁寧な指導のもとで行うため安心して取り組むことができました。このDI業務で得た知識と経験はのちのセントラル業務で何度も活かされ、改めて適切な医薬品・医療情報の収集能力が薬剤師にとって必須であると痛感しました。初めにこれら能力を身に着けられる点は当院のレジデントの大きなメリットだと思います。
研究を通して、疑問を解決する方法を学ぶことができました。
レジデントのカリキュラム1年目の特徴として、週1回の講義があり、様々な分野について知識を広げることができ、日々の業務の中で感じた疑問点を解決し、理解を深めることもできます。
また、論文の唱読会を通して、論文の読み方等を学んだり、レジデント同士の疑問や意見を交流したりすることで考えを深め、得た知識を学会発表に活かすことができました。
学会発表では、興味を持ったテーマについて認定専門薬剤師等から指導を受け、臨床研究を行いその分野についての興味を深めていくことができます。
第3期レジデント生からのメッセージ
当院は特定機能病院として幅広い疾患を診ています。様々な疾患を抱える患者様に対して国内外のガイドラインや論文等を参考にして、より安全な薬物療法を提供できるように医師と薬剤師が議論をしている姿を目の当たりにします。そのような姿を見て、先輩方のような思考で議論ができるように自己研鑽しており、とても刺激的な時間を過ごすことができています。また、研究を行うことで日々の問題解決能力を高めることや学会発表を経験できます。研修会や症例報告会の参加など自分の考えを発表する機会もあります。質の高い医療を提供するためにお互いを高め合う同期、尊敬できる先輩方に助けられながらレジデント生活を行なっております。
第41回近畿学術大会でレジデント(2期生)2名が、Young Investigator Sweets Poster Session、糖尿病領域でポスター発表を行いました。
2期生の感想
レジデントならではのカリキュラムのひとつに週に一度の講義があります。専門、認定薬剤師による様々なテーマの講義を受けることで、広く深い知識を得ることができます。日常業務で感じた疑問を解決することもでき、臨床に活かすこともできます。
また、1年目では、臨床研究に取り組み、学会発表も行います。先輩薬剤師が丁寧に指導してくださるので、安心して取り組むことができました。研究を通して、疑問を解決する方法を学ぶことができました。