不適合情報

2023年9月13日

  • その他
  • 重大
  • 医学系指針準拠の研究

#220101 その他に関して発生した不適合事例(情報漏洩)

概要

研究課題名 動脈硬化病変形成に関連する血管作動性物質の虚血性心疾患バイオマーカーとしての有用性の検討
研究責任者 医療技術部 西田 睦

【USB メモリー紛失の概要】
 本件は、本年7月3日(月)に当該職員より、個人情報が保存されたUSBメモリーを紛失した旨の報告が本院にありました。当該職員がUSB メモリーを最後に確認したのは6月29日(木)であり、ただちに学内各所の捜索、警察への遺失届を行いましたが、現時点において発見には至っておりません。なお、現時点で本件の個人情報が第三者に流出したという情報や不正に使用された事実は確認されておりません。

【紛失したUSB メモリーに保存されていた個人情報】
昭和大学病院の患者情報(患者ID 、氏名、生年月日、年齢、性別、診断名)178 名分

対応状況

【現在の対応状況】
 今回の事態を受けて、対象となる患者様については、謝罪及び経緯を説明した文書を送付し、このことによる被害が発生した場合は、北海道大学病院または昭和大学までご連絡いただくよう案内いたしました。

【本院における個人情報等の機密情報の取扱いとの関連について】
 本院では、「北海道大学病院における個人情報管理に関するガイドライン」を策定し、個人情報の持ち出しにあたっては、指定区域外へ持ち出す場合は誓約書を作成するなどの手続きを定めている他、要機密情報をUSB メモリー等の外部記録媒体に保存する場合には当該外部記録媒体を暗号化する、または、当該要機密情報を暗号化することとしております。しかしながら、紛失したUSB メモリーは、指定区域外に持ち出され、暗号化はされておりませんでした。

是正措置

【再発防止に向けた今後の取組】
本院全教職員に対し、次のとおり周知徹底を図ってまいります。
(1)個人情報が保存された電子媒体の管理の強化・徹底
(2)USB メモリー紛失による漏洩リスクと対策を題材にセキュリティ講習会を実施
(3)「北海道大学病院における個人情報管理に関するガイドライン」等に基づいて適正に管理することをあらためて注意喚起

 今後は、個人情報の取扱いについて、教職員に対してより一層の厳重な取扱いの周知徹底を図るとともに、再発防止に努めて参ります。

引用元

https://www.huhp.hokudai.ac.jp/research/rinsyoukenkyu-info/

https://www.huhp.hokudai.ac.jp/wp-content/uploads/2023/09/20230913_houkoku.pdf